ザグリ深さ確認ゲージ(OS社様)

切削メーカーのOS社様へザグリ深さ確認ゲージを納品しました。
5月の山下機械のプライベートショーにお越しいただいてからお付き合いの始まったOS社様からは、昨年来様々な測定器をオーダーいただいております。本年度もご愛顧の程、お願い申し上げます。
さて、今回の測定器は一風変わっております。
というのも、ザグリと言っても面取りの接点で深さが指示されているのです。
今回、お客様の要望でゲージ端面の状態を目視確認し、良否判定をしたいとのことで、これも一種の限界ゲージですが、写真のようなゲージ製作に至りました。ゲージ端面が段付きになっており、面取りとの接点の位置を見て、高い方が出っ張り、低い方が沈んでいると良品です。両方とも出っ張ったり、両方とも沈んでいる場合、NGと判断します。
このように、図面の要求や使用用途に合わせ、ご要望には可能な限りお応えしていきますので、何なりとお申し付け下さい
またのご用命お待ちしております。ありがとうございました。
- 納入先:OS社 様
- 測定器名:ザグリ確認用ゲージ
- 測定対象製品:フランジ(鉄)
- 測定寸法:ザグリ深さ3±0.3
- 特記:
・目視にてOK、NGを判別する方法で検討(ユーザー様希望、定量評価は不要とのこと)
・ザグリ穴の中に面取りがあり、面取りとの接点にて深さ指示がある製品
・ゲージ端面が段付きになっており、高い方が出っ張り、低い方が沈んでると良品と判断する
両方とも出っ張ったり、逆に沈んでいる場合はNGと判断する



