測定器紹介(動画):ハサミゲージ(限界ゲージ) ASQA-LT-01
ハサミゲージ動画 |インスタグラム(1:48)
VOICEVOX:ずんだもん https://voicevox.hiroshiba.jp/
立ち絵:坂本アヒル 様 https://twitter.com/sakamoto_AHR
当社の比較測定器の一つである限界ゲージの中で外径用ハサミゲージ『 ASQA-LT-01』の使い方を動画で紹介します。なお、ハサミゲージという名前は、文字通り製品を「はさむ」ところから来ています。
測定箇所はアルミ製品の外径部です。なお、限界ゲージとは通り側ゲージと止め側ゲージを使った検査具で、詳しくは以下の記事を参照ください。
今回もまた「ずんだもん」に説明役を担ってもらっています。
- いつもの「みなさんこんにちは、ずんだもんです」から始まります。
- ハサミゲージが取り付けられた定盤の上に製品を置いて、測定する外径部(この動画では下側(裏側)の外径部)をハサミゲージのはさむ部分先に通す様にすべらせていきます。
なお、はさみの部分は、片方が基準面のストレートになっているのに対し、もう片方は、手前と奥で2段になっていて、手前側が外径の上限寸法(最大規格寸法)で通側、奥側が外径の下限寸法(最小規格寸法)で止まり側となっています。したがって、手前が通って、奥側で止まれば、規格内にあるということになります。
このように製品を回転させて複数箇所、確認します。 - 測定の注意点としては、必要以上に力を入れて製品を押してはいけないということです。力を入れると製品やゲージを変更させることになり、正確な検査ができません。つまり、寸法NGなのにOKと間違った判定をしてしまうことになります。特に、アルミのような柔らかい材質や変形しやすい形状の製品は注意が必要です。
製品を動かす手は添えるだけという感覚が重要です。